
下栗の里へは車を利用して1時間ほどの移動でした。各車毎に状況は違うようでありましたが、自分の担当する車では学生との会話も弾み、移動中の観光案内も含めて良かったのではないかと思います。ただし自身が地元の知識不足を露呈しかねないので、予めの知識の取り入れは非常に大事かと思いました。
下栗の里では、飯田市上村自治振興センターの野牧さんから最初に遠山の霜月祭りについての説明を下栗拾五社大明神にてしていただきました。

社殿の中央のカマドの周りで行われる様々な神事についての解説をしていただき、神事で執り行われる笛の実演もしていただきました。
学生達も神妙な雰囲気で聞き入っていました。ここでもFFJEの森谷君に説明の英語通訳をお願いしました。

霜月祭りについての講義終了後は、日本のチロルとも呼ばれている下栗の里を一望できる展望台へ移動しての質疑応答となりました。移動は観光用の駐車場より徒歩にて20分ほどの山中にあります。急な斜面を切り開いた山道は人一人がすれ違えるかどうかの細さもあって、列になって進むしかありません。途中数名の外国人の方ともすれ違い、下栗の里は知名度も上がっているという再認識をしました。

山肌の一部を切り開き設置された展望台に到着すると、眼下に見える下栗の里を長めながら、学生たちは熱心に写真を撮っていました。深い山中、最大傾斜度38度の傾斜面に点在する農地や家屋は独特の雰囲気を見せていて学生達の興味を引いていたようです。
質疑応答では、下栗の里がなぜ出来たのかなど歴史観を含めて解説をしていただきました。なかでも学生からの質問で、下栗の里の住民はどこから来たのか?という質問に対して、地図地形上から静岡方面から移り住んできたという説明がありましたが、学生からは「シズオカは悪いところナノカ?」という斬新な質問が出てみんなで笑ったのが印象的でした。

帰りの移動車内では旅の疲れか山中の行軍の疲れもあって全員が爆睡のまま飯田まで戻って来ましたが、歳の行った運転手も行軍にお付き合いすると、睡魔に襲われて危険だと言う事も再認識しましたので、次年度はそういう点も考慮した方がいいかと思います。

